名古屋・栄の老舗百貨店、丸栄が6月30日、閉店した。消費不振と競争激化のあおりで、バブル崩壊後に業績が低迷。会社設立から75年、前身の呉服店「十一屋」の創業から数えると403年の歴史に幕を下ろした。 午後7時過ぎ、浜島吉充社長が「長い歳月、地域の皆様の応援があって続けてこられた。ご支援頂きありがとうございました」とあいさつすると、詰めかけた客から拍手があがった。十一屋は江戸時代初めの1615年に創業した。1943年に同業の三星と合併。「栄地区で丸く栄える」という意味を込めて「丸栄」に社名を改めた。松坂屋名鉄百貨店、名古屋三越と合わせて「4M」と呼ばれてきた。