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教えることは学ぶこと



私は、30歳~40歳代の10年余りの期間で、50冊以上の本を出版した。
同時期に、静岡県田方郡函南町や、自宅のある湯河原町の教育員会主催のセミナー(小説、エッセイの書き方)の講師もした。
その後42歳で再婚して、湯河原の自宅はそのままで、静岡市清水区(結婚当初は清水市)のダンナの家に7年くらい住んだ。
静岡ではNHKカルチャーセンターの講師を2年くらい、そして、SBS学苑静岡パルシェ校の講師を10年(現在11年目)。
SBS学苑は、清水から湯河原のに再度住んでからも湯河原から通ってる。
それとは別に、湯河原に再度すんでから、小田原カルチャーセンターの講師を請け負ってた。
でも、これは自己都合で2年くらいで辞めた。
その時の生徒さんの希望で、湯河原駅前の私の店で、小説の書き方の勉強会も定期的に行ってきた。

とまぁ、こんな具合で、これまで、数多くの生徒さんに小説やエッセーの書き方の指導をしてきた。
その生徒さんたちは、公募に応募して、受賞したり、同人誌や新聞に掲載されたりすると、私にその報告をしてくれる。
添えられた手紙に、感謝の言葉をみると本当にうれしいし、「教えること」を続けてきて良かったと思う。

先日も、SBS学苑~うさぎや勉強会に参加していた、三島市のAさんから手紙をもらった。
この方は現在60代後半で、看護師をしながら「書くこと」が好きで、勉強中だった。
ところが、勉強会に参加中のある日、今日で、辞めます・・・と。
癌がみつかって手術をするという。

その日以来お会いすることも連絡を取り合うこともなく月日がながれた。
が、ある日、手紙が来た。
療養中に書いたものが同人誌に掲載された・・・と。
「書くこと」で生きる意欲もわいて、前向きな気持ちでがんばっている、と手紙には書かれていた。
その後も、度々掲載された物のコピーを送ってくれている。
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Aさんは、小説も切り口がユニークで、文章のテンポがよく、秀作がかけるかただけど、私はエッセーをさらに評価している。
まさに、Aさんの言葉で、Aさんの等身大で描かれている。
Aさんの生き様が、素直に描かれていて、だれの心にもすっと溶け込む文章だ。

「教えることは学ぶこと」。
私の座右の銘だ。
例え一人でも二人でも、誰かの人生に関わって寄り添うことで、私にも学ぶことは多い。


by mizunomari | 2019-07-19 07:43 | デイリーコラム | Comments(0)  

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