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少年マガジンを買う

d0228130_942832.jpg何十年ぶり・・・多分、小学校の頃以来だとおもうけど、「少年マガジン」を買った。
読み切り掲載された『聲の形(こえのかたち)』と言う作品がどうしても読みたくて。
今、ものすごい反響と物議を醸し出している作品だ。

ちなみにウィキペディアでは・・・

「どうしても(大今の)受賞作を読者に読んでほしい」との思いから出版元である講談社の法務部および弁護士、さらに全日本ろうあ連盟とも協議を重ねた結果、『別冊少年マガジン』に念願の掲載を果たした


聾唖者がいじめにあうといいう内容のため、差別なの表現を気にして、これまでどこもビビって掲載しなかったのだ。


d0228130_943675.jpgあらすじは・・・

高校生「西宮硝子」(にしみや しょうこ)は聴覚障害者であり、それが原因で授業を止めてしまったり合唱コンクールで入賞を逃してしまう。
それに反発を覚えた担任と同級生は硝子をいじめの標的とし、補聴器を破壊するなどエスカレートしていった。しかし硝子が登校拒否を起こし、校長同伴による学級会でいじめの中心人物である「石田」(いしだ)に全ての罪を着せる。
以降いじめの標的は石田となり、孤立した石田は上履きを隠す犯人を突きとめようと下駄箱で待ち伏せしていると花を持った硝子が現れ、ある人物の机を拭いていた。そして硝子が転校した後、石田はその事実を知ることになる。


感想は、というと、まさに、誰もが持っている心の中のせめぎ合い・・・
例えば、差別はいけないことだと思っていても嫌悪はどうにもしがたい、とか、生理的な問題と理屈、あるいは、いじめる側の自己正当化と自己防衛の心理などなど、そのへんはうまく描かれていると思った。
けれども、これは、まさにこの作品自体の正当化ではないのかな?

今いじめの加害者である君、君だって、明日は被害者かもよ?
って、それはよおくわかった。
で、この作品を読んで「ヤバイ!!」って思う同世代(=少年マガジンを読む世代)は、結果、これを読むことで、自分の立ち位置を確認する。
そしてどうなる?
実際世の中は、そんなに甘くはない。
この作品の結末のように・・・(ネタバレになるから書けないけど(-_-;))

「事件」は現場だけの問題ではないのだ。
大人である私は、むしろそっちの方を考えてしまった。

by mizunomari | 2013-02-24 09:44 | デイリーコラム | Comments(0)  

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