沢尻エリカ『ヘルタースケルター』
ものすごい美意識の高い映画。
内容も美を追求した挙句・・・って話なんだけど、映像自体が本当に綺麗。
特に色。
私は色にはけっこうこだわりがある。
好き嫌いに限らす、色の統一感とか色使いとか・・・どんなことでも、色にこだわる。
その色に関して、この映画はまさに究極。
ある種独特の色彩感覚なんだけど、見事に統一されていて、それが、主演の沢尻エリカに重なる。
『ヘルタースケルター』を観て、沢尻エリカが、女優としてここまで演れるって知って、正直ファンになった。
これほど存在感がある子だとは思ってなかったっていうか、マスコミの情報ってやっぱ怖いね。
自分も、ギョー界にいて、そういうの散々見てきたはずなのに、いつの間にか踊らされてたんだね。
ジョイナーが、派手なネイルしてで走ったり、澤が運動選手らしくないロングヘアーだったりでそれをとやかく言う人もいるけど、沢尻エリカも、女優としてここまでやれるなら、私生活めちゃめちゃでもいいじゃんって思ったな。
ていうか、ちゃんと仕事が出来てれば、その人がやることは皆かっこいい・・・ってことになるよね。
正義が勝つんじゃくて、勝つのが正義になる。
でも、そこまで行くとまた、「嫉妬」ってのもつきまとうんだよね。
ああ、人の気持ちって、ホント厄介だね
by mizunomari | 2013-01-07 08:49 | デイリーコラム | Comments(0)