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続・ノーベル文学賞

昨日の続きだけど、私が簡単に考えてたようには、事は動いてないみたい。


<ノーベル文学賞>「莫言氏は体制側」と中国国内で批判も
毎日新聞 10月12日(金)12時0分配信


 続・ノーベル文学賞_d0228130_632849.jpg中国人作家、莫言(ばく・げん)氏(57)へのノーベル文学賞授賞決定について、中国国内では「体制内の人物で授賞に値しない」と批判の声が上がる一方、12日付の中国主要各紙は1面で大きく扱い称賛している。
 中国政府は表向きは歓迎の立場とみられるが、政治色を帯びる文学賞は中国の政治体制の批判につながりかねないだけに神経もとがらせているようだ。
 香港紙「明報」は、中国の知識人の間では「作家協会副主席の莫言氏への授賞は、体制内の核心人物に対するもので授賞に値しない」と批判の声も出ていると伝えた。 
 中国国内では、10年にノーベル平和賞を受賞した民主活動家、劉暁波(りゅう・ぎょうは)氏が国家政権転覆扇動罪で懲役11年の判決を受けた際、莫言氏が「状況が分からないから評論したくない」とコメントを避けたことなどが取り上げられ、インターネット上で「結局は体制側」との批判も出ている。

 一方、北京の評論家、韓浩月氏は11日夜、中国版ツイッター「微博」で、莫言氏の受賞について評論を書いたところ、「編集部に全部没にされた。報道は許されても評論は許されない」と暴露。
 中国共産党中央宣伝部の指示があったことをにおわせ「憂慮している」と批判した。

 12日付の中国主要各紙は授賞について大きく報道した。国際情報紙「環球時報」は社説で「中国人は自然科学分野以外のノーベル賞に偏見を持っていたが、一つの転換点になる」と指摘した。


「一つの転換期」に本当になって欲しいよね。

by mizunomari | 2012-10-13 06:32 | デイリーコラム | Comments(0)  

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