ノーベル文学賞
中国、「文学賞」冷淡から歓迎一色に=莫言氏、日本の強敵押しのけ―ノーベル賞
時事通信 10月11日(木)23時54分配信
【北京時事】中国国営新華社通信は11日、作家の莫言氏にノーベル文学賞授与が決まったことを速報した。中国ではこれまで、政治性を帯びるノーベル平和賞や文学賞には冷淡だった。
今回、前評判が高かった村上春樹氏を押しのけ、「中国籍作家で初めて」の文学賞授与決定。
沖縄県・尖閣諸島をめぐって日中関係が対立している最中だけに、中国では「歓迎」一色となった。
中国では、経済発展にも役立つ自然科学の各賞は羨望(せんぼう)の的で、今年の欧米人や日本人の受賞も大きく報じられた。
その一方で、平和賞では、インドに亡命したチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が1989年に、中国で服役している民主活動家の劉暁波氏が2010年に受賞。文学賞でも、中国当局批判をきっかけに出国し、フランス国籍を取得した高行健氏が2000年に受賞したが、中国政府はいずれも「政治利用だ」と反発。
高氏の作品は一時、発禁になった
村上春樹はダメだったけど、だからって、村上作品より、莫言の作品がより優れているというわけでもない。
大体、ノーベル賞の選考基準ってのもすごい複雑だし・・・。
オリンピックの開催国決定くらいの裏取引もあるのかも、って思うこともある。
でも、昔と違って、今はネットとかも発達してるから、中国も莫言に対して、ひどいこともしないだろうし、かえって日本を負かしてくれてありがとう・・・なんてことになるんだろうね。
その点は、結果的に良いよね。
中国政府の国民への思想コントロール・・・これは今に始まったことじゃないし、コントロールされている側はわからないでいるんだけど、さすがに、今回は、莫氏の受賞を受け入れることだろう。
私は、ノーベル賞って、国どおしの賞とり合戦じゃ意味無いじゃんって思ってる。
どこの国の誰が、どんな賞とったって、世界の平和や人々の幸せに継っていって欲しいね。
by mizunomari | 2012-10-12 06:42 | デイリーコラム | Comments(2)
さすがの中国政府もないがしろにはできなくなったでしょ。
体制批判のこの作家のことも。ノーベル賞のことも。
ところで、山中先生ってちょっと風屋さんに似てる(-^〇^-)