田中真紀子文部科学大臣
「個々の問題への対処は当然だが、他の人との違いを認識し、自分に自信を持つような人づくりができれば、いじめのない社会の方向に向かうのでは」と指摘。小中高校生の自殺が昨年度200人だった点を聞かれると「本当に嘆かわしい。子供を精神的に追い込まないで、たった一回の人生を生きられるようにするのは大人の責任」と話した。
私は、この人にはいじめられる側の気持ちはわからないと思う。
仲間ハズレにされても、疎外感を感じるような人でもないし・・・
大体、政治家ってのは、普通の神経でやっていけるような職業じゃないんだから。
ところで、「いじめ」。
これは、個人の問題と社会の問題、政治と経済、教育の現場、その他諸々・・・
様々な要因が複雑に絡み合ってて、誰が文科相になっても、誰が総理大臣になっても、大きく改善はできないと、私はけっこう悲観的に見てる。
大体、今の日本は、今の大人たちは、子供たちに夢を与えてあげられない。
子供たちは、早く大人になりたいって思わない。
いつからそうなっちゃったんだろ?
私たちの時代は少なくともそうじゃなかった。
何でも、昔が良かったとは言わないけど、先だけ見てても解決しないことも沢山あるよね。
by mizunomari | 2012-10-02 07:51 | デイリーコラム | Comments(0)