集団疎開
小さい子が居るうちでは、家の周りの土を表面を削って、蓋付のバケツに入れたり、積み上げてブルーシートを被せてた。
小学校では校庭の表面の土を削って、他の場所に深い穴を掘って、今度はその汚染土をそこに入れて埋めてた。
果たして、そんな事でいいのか?って感じだけど、結局、汚染された土を今度はどこへどうするか?ってことになると皆頭を悩ますばかり・・・。
そこで、こんなのはどうだろう?
子供たちの集団疎開。
私の母も戦争中、小学生で、名古屋から長野の飯田に疎開してた。
例えば、一クラス単位くらいでまとまって、田舎の方の学校にプレハブとか、空いてる教室とか借りてそこへ疎開する。
クラス単位なら寂しくないし、小中学校の間だけなら頑張れると思うし、何より今のひ弱な子供たちの心が鍛えられると思う。
住まいは、その町や村の各家にホームステイだ。
疎開してる間に、土壌の汚染対策をしていったら?
今は、放射能にさらされつつ、子供たちもその地域にいるわけで、私みたいに50を越えてるならともかく、子供たちの将来を守るために、どうだろう?
現にチェルノブイリでは、各実験の11年前から各実験までは子供の甲状腺癌は10数人だったのが、各実験後の11年で2000人を超えたっていう資料もある。
今みたいに、子供が少ないと、親もなかなか子ばなれが難しいかもしれない。
でも、将来もっともっと子供が少なくならないために、本当に真剣にかんがてくれないかなぁ?
集団疎開。
私のうちは、受け入れる気持ちバリバリにあるんだけど・・・
by mizunomari | 2012-02-28 12:24 | デイリーコラム | Comments(0)