秦野たばこ祭り
昨日は、秦野の「たばこ祭り」に行ってきた。
FBで秦野在住の音楽仲間が、たばこ祭りやってるってつぶやいてたから。
秦野のきいちゃんもすごいお祭りだって言ってたし・・・
去年はきいちゃんたち、ビートルズバンドで出演したから、今年は冷やかしに行こうと思ってたのに、まさかのテープ審査落ちだったみたい・・・トホホ。
どんだけレベル高いんや?ってちょっと見に行ってみたってわけ。
音楽はともかく、なんかものすごい規模だった。
ステージも三つあって、プロの演歌歌手も出演。
子供たちのダンスパフォーマンスもプロレベル。
また屋台の数がものすごくて、300軒以上とか。
いや~ホントすごかった。
一とおり見て回っても1時間以上かかった。
ま、途中生ビール飲んだり、焼きそば食べたりしてだけど。
ところで、なんで秦野でたばこ祭りかって言うと、昔秦野はたばこの葉の産地だったらしい。
たばこ耕作者の慰労会と第1回たばこ祭
たばこ祭は、たばこ耕作者の慰労会として始まったといわれています。正確にいえば第1回たばこ祭は、たばこ耕作者の慰労会というだけでなく、たばこの増産と沈滞した地域の活性化を目的に企画された行事の一部だったのです。
昭和23年、戦争の影響で秦野のたばこ耕作は衰退、戦後の不況期とあいまって、「はだの」は活力を失っていました。
しかし、この年 神奈川県煙草耕作組合連合会の創立25周年であったことから、その記念と戦後の不況期を官民一体となって乗り越えようという思いから、様々な行事が企画されたのです。
記念行事として次の4つが企画されました。
(a)関野作次郎翁の胸像の建立
(b)たばこ耕作者慰安会
(c)秦野煙草民謡の公募選定
(d)神奈川県煙草誌の刊行
このうち、(b)のたばこ耕作者慰安会が、独立して「第1回たばこ祭」となりました。
第1回たばこ祭は昭和23年10月1、2日に秦野専売支局収納場の敷地(現在はジャスコの敷地となっています。)で開催されました。内容は歌舞伎劇、人形芝居、民謡踊りなど極めてシンプルで規模も小さなものでした。
しかし戦中落ち込んだ「たばこ耕作」を再び発展させ、秦野の町村を復興させるという強い意気込みと熱意で始められたのです。
・・・ていうわけ。
知らなかった・・・。
by mizunomari | 2014-09-29 06:31 | デイリーコラム | Comments(0)