ステージのPAについて
それから今日まで、何度も人前で歌ってきたのだけど、PAに特に関心はなかった。
でも「樂」の店長は、拘る人なんだけど、ことのほかPAにはうるさい。
その店長が、よくボーカルマイクのことを言う。
だから、最近、ちょっとPAを意識するようになった。
ギターを弾きながらだと、当然ハンドマイクは持てない。
ギターはあまり動かさないし、ピックアップと言って、ギター本体にシールドをいうコードを差し込んで音を拾うこともできるから、調整しやすいのだけど、ボーカルの口がマイクに近づいたり離れたりしてしまうと、音の調整がすごくむずかしくなる。
声が小さい人とか、マイクから離れて歌うと、機械で大きくして、ギターとのバランスをとらなくてはいけない。
そうなると、ハウリングを起こす。
だから、体は動いても、口はなるべく動かさず、マイクになるべく近づかなくて歌わなくてはいけないのだ。
でも、そうすると、返し(歌い手に向いてるモニター)では、なんかすごく大きく聞こえちゃって、気持ちマイクから離れたくなる。
・・・とまぁ、そんな矛盾を抱えながらも、人に聞いてもらえる音楽をやるってのはなかなか大変だなぁと思っている今日この頃です。
by mizunomari | 2013-09-05 06:18 | ギター&ライブ活動 | Comments(2)