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映画『グレイテスト・ゲーム』

今、うちはリビングの電気がつかない。
ブレーカーのスイッチの故障で、お正月からずっとリビングだけ真っ暗。
隣の台所のあかりと、延長コードでスタンドをつけて何とかしのいでる状態だ。
私は、夜も「樂」にいたからいいけど、ダンナは仕事から戻って来ても真っ暗だから、その暗さを利用して映画観て過ごしてた。
一昨日私が戻ったら、真っ暗な中で泣いてた。
映画に感動して・・・
『グレイテスト・ゲーム』っていう、ゴルフの映画だ。

殿堂入りしてる、フランシス ウイメットっていうゴルファーの自伝を元にしたやつ。
ウイメットはそれまでずっとイギリス人が優勝してきたマスターズで、アメリカ人でしかもアマチュアで初めて優勝した人。

Francis Ouimet●フランシス・ウイメット(1893~1967)


1913年全米オープンに初優勝するまでフランシス・ウイメットは、まったく無名だった。それもそのはず、マサチューセッツのアマチュア選手だったからだ。
その年の全米アマ選手権で2位となって全米オープンに出場した。
エントリー費を払うのがやっとという貧困で彼のキャディは、幼い少年だった。
しかし当時の名手ハリー・バードン、テッド・レイを相手にプレーオフまで持ちみ、彼は72、バードンは77。レイは78。
堂々の優勝だった。
コースは、マサチューセッツ州ボストン郊外のザ・カントリークラブ。彼が11歳からキャディをしゴルフを覚えたコースである。

ウイメットの優勝は、全米に激震をもたらせた。アマチュア選手の優勝だけでなく、実はそれまで全米オープン優勝者は英国人プロばかりだったからだ。
彼の優勝でアメリカンゴルフが始まったと言える。ゴルフ競技が新聞の一面を飾ったのもこのときが初めてだ。
その後もアマチュアとして活躍し1951年には米国人として初めてR&Aのキャプテンに任命された。
 




・・・という映画なんだけど、おかしいのは、実際はウイメットが72でブッチギリで優勝したのに、映画では、最後の一球を沈めたら、優勝・・・その一球に全てがかかってる・・・っていう作りになってて、その一球のパターが最高の山場で、焦らしに焦らして、「入った~~~~~っ!!!!!」って感じで、ものすごい歓声・・・
そこんとこで、ダンナ、涙涙・・・(´;ω;`)

私も実際のこと知らないから、そのシーンには感動した。

でも、今日、調べたらなんのことはない。
楽勝の優勝じゃん。
ま、いいけど。
ドキュメンタリーじゃないんだから037.gif

by mizunomari | 2013-01-06 08:08 | デイリーコラム | Comments(0)  

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