思い出の歌シリーズ『おやじの唄』
これは、私が吉田拓郎にはまったきっかけになった曲。
当時13歳で、拓郎ってのも珍しいかもしれないけど、拓郎でもこの歌から入る人ってまずいないんじゃないなかぁ?
考えたら、この話、誰ともしたことがないかもしれない。
「おやじの唄」は、「旅の宿」のシングルB面に入ってた。
泊りがけで、昔うちのお手伝いさんだった人の岐阜県の実家に行ったの。
そこのうちの当時高校生だった子が「旅の宿」聴かせてくれたんだけど、私は子供だったこともあって、「旅の宿」の情緒というか郷愁みたいなものは全然理解できなかった。
ちなみに今は、特に「もう飲みすぎちまって 君を抱く気にもなれないみたい」・・・とかすっごいよくわかるけど
ところが、B面の「おやじの唄」聴いて、なんかもう、すごい衝撃だったわけ。
うまく表現できないな~。
拓郎はまさに、子供の頃から大っ嫌いな私の父親のことを歌ってたんだよね。
拓郎は、「私」?
みたいな不思議な感覚だったな。
それからは、拓郎のメッセージ性が強い歌詞すべてにどっぷり・・・。
結局、私の「音楽」って音でも楽器でもなく「歌詞」につきるみたい
ではでは、その『おやじの唄』・・・
13歳で、ギター弾いてこんな歌うたってる中学生っていったい・・・
ちなみに、まだこの頃さすがに酒は飲んでません。
by mizunomari | 2011-04-27 09:24 | Comments(2)